ハチドリの話
2006年 05月 21日
後輩からメールで「近くのアパートが燃えているよ」と連絡が.
さっき研究室を出てきたら,帰り道で警察と消防の皆さんが仕事していました.
ホントにうちから50mも無いくらいのところの建物でした.
火事は怖いですね.やかんの空焚きをしたことがあるので今でも時々不安になります.スズキですこんばんは.
火事に関連して,山火事の話をひとつ.
一昨日,東京から帰るバスの中で読んだ本の中に紹介されていた話です.
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南米の「ハチドリ伝説」
アマゾンの森が火事になり,動物たちは皆逃げ出した.
しかし,ハチドリだけは川と森を行ったり来たりして,
小さなくちばしで水滴を運んでは,燃え盛る森に落とし続けた.
それを見て他の動物たちはハチドリを笑ったが,ハチドリは言った.
「私は私にできることをしているだけ」
・・・
サルやトラがいくらハチドリより大きくて力が強くても,空を飛んで水を運ぶことはできない.
水を運ぶ行為が燃える森に対してなんら効果を持たなくても,それができ,実行しているハチドリを,サルやトラは笑うことができるはずが無い.
どんな大きな仕事でも,誰かが始めなければ始まらないよね.
他の人にはできなくても,自分にはできることかもしれない.
「できるかできないか,わからなかったらとりあえずやってみよう!」
by ts-june18
| 2006-05-21 23:33
| 徒然日記